夏のお花といえばヒマワリというくらい、定番のお花。
ヒマワリといえば顔くらいある大きな花をイメージしやすいですが、ブーケなどのアレンジでは小ぶりなヒマワリもよく見ます。
ヒマワリにもたくさん種類があるので今回は、種類や花言葉まで詳しくご紹介します！
ヒマワリってどんなお花？
ヒマワリの基本的なことからご紹介します。
- 学名｜Helianthus annus
- 科名｜キク科
- 属名｜ヒマワリ属
- 和名｜向日葵（ひまわり）
- 英名｜Sun flower（サンフラワー）
- 開花時期｜7〜9月
以上がヒマワリの基本データです。
和名、英名は聞き馴染みのある名前ですが、学名は初めて聞く方がほとんどではないでしょうか？
Helianthusとはギリシャ語で「太陽」の「Helios」と「花」の「anthus」が合わさって出来た名前です。
向日葵、Sun flower、Heliosどれも太陽が元になっています。
これ以外の言語でも、太陽を元にした名前がつけられています。
世界中で「ヒマワリ＝太陽の花」という認識があるということですね。
日本でも夏の季語として使われているヒマワリは、太陽、夏とイメージ通りのお花です。
ヒマワリは花束でどう使われる？
ヒマワリは花束などにアレンジするときには「マスフラワー」として使われます。
マスフラワーとは、花びらがたくさん集まっているお花のことです。
メインになるお花を指します。
太陽を追いかけるヒマワリ
ヒマワリといえば、太陽の方を向いて咲くと思っているのではないでしょうか？
これは実際にそうなのですが、ヒマワリが太陽を追いかけて動くのは開花前の成長期までです。
開花すると茎が硬くなるので、動かなくなります。
では成長期のヒマワリが太陽を追いかけるのはなぜでしょうか？
それは植物の光合成に関係しています。
日光を常に浴びようとするので、光を求めます。
そのため光を浴び続けるために太陽の方を追いかけているのです。
より大きな花を咲かせるため、より種に養分を含みたいため、など諸説ありますが本当の理由はまだ定かではないようです。
ヒマワリの種類
ヒマワリには種類が沢山あります。
まずは咲き方についてですが
- 一重咲き
- 八重咲き
があります。
イメージしやすいのは真ん中が茶色〜黒になっているヒマワリですね。
これらは一重咲きのヒマワリです。
八重咲きのヒマワリはキクやガーベラのような花びらが幾重にもなっていて真ん中に特徴がありません。
ヒマワリの品種
ここからはさらに詳しく品種をご紹介します。
画家シリーズ
ゴッホのひまわりやモネのヒマワリなど、ヒマワリを題材にした有名な絵画があります。
そこから名付けられたヒマワリが画家シリーズになります。
「ビンセント」というシリーズはフィンセント・ヴァン・ゴッホの名前からつけられました。
サンリッチシリーズ
ヒマワリの特徴的な姿はそのまま、小ぶりな品種です。
小ぶりなのでアレンジでもよく使われます。
バレンシア、オレンジ、マンゴー、レモン、パイン、バナナと
フルーツの名前がつけられており、芯が緑のものはフレッシュレモンなどとフレッシュとつけられます。
鮮やかなものが多い品種で、人気です。
黄色くないヒマワリの品種
ヒマワリといえば黄色やオレンジをイメージしますが、それ以外のヒマワリもあります。
「プロカットシリーズ」は白や赤、淡い赤のカラーもあり、シックなヒマワリです。
夏でも茶系のアレンジができるので、重宝されます。
ヒマワリの花言葉
ヒマワリの全体には
「憧れ」「あなただけを見つめる」「熱愛」「愛幕」「光輝」「敬幕」「情熱」「輝き」
という花言葉がついています。
これだけでもたくさんありますね。
いろんなヒマワリの花言葉
しかしヒマワリは色や大きさ、品種によっても花言葉があります。
白のヒマワリの花言葉
白のヒマワリには
「程よき恋愛」という花言葉がついています。
紫のヒマワリの花言葉
紫のヒマワリには
「悲哀」という花言葉がついています。
黄色のヒマワリの花言葉
黄色のヒマワリには
「憧れ」「偽のお金持ち」という花言葉がついています。
小輪のヒマワリの花言葉
小輪のヒマワリには
「光輝」「愛幕」という花言葉がついています。
大輪のヒマワリの花言葉
大輪のヒマワリには
「偽りの富」「偽のお金持ち」という花言葉がついています。
本数でも違うヒマワリの花言葉
本数によって花言葉も変わります。
1本のヒマワリの花言葉
一目惚れ
3本のヒマワリの花言葉
愛の告白
7本のヒマワリの花言葉
秘かな愛
11本のヒマワリの花言葉
最愛
99本のヒマワリの花言葉
永遠の愛・ずっと一緒にいよう
108本のヒマワリの花言葉
結婚しよう
999本のヒマワリの花言葉
何度生まれ変わってもあなたを愛す
ヒマワリは花言葉と水量に注意
ヒマワリは夏や太陽など、元気なイメージのその時期だけのお花で人気があります。
しかし花言葉は、ちょっと嫌味っぽいものもあるので贈る際は注意しましょう。
色の鮮やかな品種のヒマワリには、いい花言葉がついていることが多いです。
そして、ヒマワリの切り花を飾る際は水の量にも注意してください。
頭が重たい花になるので、長いまま飾らない方がいいです。
安定感のある花瓶に浅水で飾るのが好ましいです。
余計な葉っぱや、しおれてきた花びらは取り除きましょう。
ヒマワリは、飾るだけで季節感を味わえるお花なのでおすすめです。