丸くてかわいいシルエットのギガンジューム。
綿毛のように見えますが、ギガンジュームの特徴や種類、花言葉についてご紹介します!
アリウム(ギガンジューム)ってどんなお花?
まずは、アリウム(ギガンジューム)の基本的な情報からです。
- 学名|Allium giganteum
- 科名|ユリ科(ネギ科)
- 属名|ネギ属
- 和名|アリウム、花葱
- 英名|Allium
- 開花時期|4〜7月
ギガンジュームはアリウムとも呼ばれます。
どちらもあまり聞かないお花の名前ですが、普段から馴染みのある野菜「タマネギ・ニンニク」の仲間です。
葉のない茎は、120センチまで伸びます。
その長い茎があるため、切り花にも向いています。
先端にたくさんの小さな花が球体のように集まって咲きます。
この球状の花たちの直径は20センチほどにもなります。
アリウム(ギガンジューム)はネギの香りがする?!
ギガンジュームはネギ属で、タマネギやニンニクの仲間です。
学名の「Allium」は、「ニンニク」を意味するラテン語です。
近くに寄ると本当にニンニクほどではありませんが、ネギやタマネギのような香りがします。
そして「gigantium」は、ラテン語で「巨大な」という意味です。
花全体の大きさや、草丈が長いことから由来されたとされています。
アリウム(ギガンジューム)の種類
アリウムの中でも人気のある種類をご紹介します。
アリウム・ギガンジューム
アリウムの中での王様、キングオブアリウムといわれる品種です。
しっかりとした茎、大きな花で存在感もあります。
鮮やかな紫色が特徴です。
アリウム・カメレオン
アリウム(ギガンジューム)といえば丸い形ですが、このアリウム・カメレオンという種類は丸くならないタイプです。
ひとつひとつの花が星形っぽくてかわいい種類です。
白からだんだんピンクに色づくので、まとめて飾っているとグラデーションのようになります。
アリウム・アイボリークイーン
アリウムの中でも背が低い品種ですが、幅の広い葉と大きな花で迫力のあるお花です。
花は大きいですが、淡い緑〜白色の花ですのでアレンジでは派手すぎずにボリュームをだせます。
湿気に弱いので注意しましょう。
アリウム・モーリー
アリウムの中では珍しい黄色の花を咲かせます。
小さな花が集まって咲きますが、球状ほどぎゅうぎゅう詰めではなく花同士の間隔は空いています。
丹頂
濃い紫の花をつけます。
先の方から紫になっていくので、途中グラデーションのようになります。
茎が細く長いので、ほかのお花とのバランスもとりやすいアレンジ向きの花です。
アリウム(ギガンジューム)の花言葉
アリウム(ギガンジューム)には
「深い悲しみ」「無限の悲しみ」「不屈の心」「くじけない心」「正しい主張」「才能」「優しい」「円満な人柄」
という花言葉がついています。
正しくて優しくて円満で才能があるのに、悲しい…
人に例えるとなんだかかわいそうですね。
優しい、円満な人柄は丸い花の形から付けられたそうです。
他はどこから来たのでしょうか…?
アリウム(ギガンジューム)を飾りたい!
アリウム(ギガンジューム)はとても個性的な見た目のお花です。
家に飾っているお花がいつも似たようなお花で飽きるな…と考えている方にはとてもおすすめのお花の一つです。
一気に雰囲気が変わりますよ!