ブプレリウムという名前のお花を知っていますか?
どんなお花なのか分からないと言う方がほとんどではないでしょうか。
実際にブプレリウムを見ると、どこかで見たことがあるかもしれません。
今回はブプレリウムについて、種類や花言葉をご紹介します。
ブプレリウムってどんなお花?
まずはブプレリウムの基本的なことについてです。
- 学名|Bupleurum rotundifolium
- 科名|セリ科
- 属名|ブプレウルム属
- 和名|ツキヌキサイコ・ミシマサイコ
- 英名|here’s ear
- 開花時期|6〜8月
以上が、ブプレリウムの基本データです。
ブプレリウムは、
ブプレリューム、ブプレニウム、ブルルーラム、ブプレウールムなどとも呼ばれます。
北海道でみられる、レブンサイコというお花もブプレリウムの仲間です。
ブプレリウムは花束でどう使われる?
ブプレリウムは花束などにアレンジする際「フィラーフラワー」として使われます。
フィラーフラワーとは、一つの茎から枝分かれしてたくさん花をつけるものを指します。
花と花との空間をうめたり、バランスを整えるときに使えます。
ブプレリウムの特徴
ブプレリウムは、セリ科の一年草です。
明るく爽やかな緑色で軽やかな印象で、花束などのアレンジメントでよく使われます。
花に見える先端の緑の部分は実は花を包む苞(ホウ)です。
苞の中にある薄い緑の小花が実際の花の部分です。
ブプレリウムは、丸みを帯びた形の葉の中心を茎が貫いて見えるため
ツキヌキサイコ(付き抜き柴胡)という和名になりました。
ブプレリウムを長く楽しむために
ブプレリウムの本来の花の部分の開花は短いですが、萼(ガク)を長く楽しむことはできます。
ここで重要なのが、葉っぱを間引きすることです。
大きめの葉は先に取っておくと、水上がりが良くなり、綺麗に他の葉まで水分が行き渡ります。
また、湿度が高いとカビが発生してしまいます。
エアコンや扇風機などで風が当たってしまうと、水分が蒸散して水上がりが悪くなってしまうので注意しましょう。
ブプレリウムの花言葉
ブプレリウムには、
「はじめてのキス」という花言葉がついています。
由来は諸説ありますが、「早くキスして」という花言葉のハナキリンの由来が
突き出した唇のような花の形からきていることと同じで
ブプレリウムの花の形が、小さくかわいい唇に見えることから付けられたのではないかと考えられます。
また、ブプレリウムの淡い色が初々しいとされ、はじめてのキスという花言葉が付いたのではないでしょうか?
ブプレリウムはブライダルでも使われる上品なお花
ブプレリウムは結婚式の飾りやブーケでも使われるお花の一つです。
バラの様に1輪1輪が大きく存在感があるお花と合わせても、隙間を良い感じに埋めてくれてくれ、いいメリハリをつけてくれるので重宝されるお花です。