セロシアの種類と花言葉

ろうそくや炎に似ている見た目のセロシアというお花。
植物でいえば猫じゃらしやつくしにも似ていますが全く違うものです。
今回はセロシアの種類や花言葉についてご紹介します。

セロシアってどんなお花?

まずはじめに、セロシアについての基本的な情報からです。

  • 学名|Celosia argentea
  • 科名|ヒユ科
  • 和名|野鶏頭
  • 英名|silver cockscomb
  • 開花時期|7〜11月

以上がセロシアの基本データです。

セロシアの学名「Celosia argentea」をそのまま読んだ「セロシア」が名前となりました。
この「Celosia」というのはギリシャ語の「Keleos」と言う言葉からきています。
「Keleos」の意味は「燃やした」です。
セロシアの形や色紙燃えているように見えることからこの学名がつけられました。

ケイトウ属全ての植物のをセロシアと呼びますが、野鶏頭をセロシアとして言ったりもします。

セロシアの特徴

セロシアの時期は7〜11月頃です。
花穂が長いのが特徴で、しっぽや鳥の頭のようにも見えます。
花色は鮮やかではっきりとした赤やピンク、オレンジや茶色や黄色です。
色が濃く、炎のようで本当に「燃やした」という意味がよく似合うお花です。

ふわふわしてそうに見えますが、実際に触ってみるとカサカサしています。
乾燥していてあまり水分を含んでいないので、ドライフラワーにも適しています。

セロシアの種類

セロシアはケイトウ属ですが、切り花で出回るときにはケイトウと区別されています。
ケイトウよりも花が小さく、品種改良されたものが多いです。
セロシアの品種を紹介していきます。

セロシア|キャンドルケーキ

その名の通りケーキのように可愛らしいセロシアです。
穂先がぷくっとしているのでろうそくの炎のようです。
デコレーションケーキのように植栽アレンジされた品種です。

セロシア|ローズベリーパフェ

こちらも可愛い名前のセロシアです。
ローズベリーの通りピンクの花色でツートーンです。

セロシア|スマートルックレッド

もこもこと尖った真っ赤なお花です。
葉っぱは紫がかった色味で花色と合わさって大人っぽいシックな種類です。

セロシア|カラカス

野鶏頭の改良品種で、パキッとした鮮やかな赤紫色の花が特徴です。
穂先もボリュームがあり、ゴージャスな印象の種類です。

セロシア|アジアンガーデン

槍のように先の細い尖った濃いピンクの花をつけます。
高さもある種類なので、アレンジや寄せ植えの際のアクセントにもなるお花です。

セロシアの花言葉

セロシアの花言葉

セロシアはケイトウと同じく
「おしゃれ」「気取り屋」という花言葉がついています。

他にも「奇妙」「情愛」「行動的」「博愛」「幼児からの友情」という花言葉もあります。

上記でも何度か触れていますが、セロシアはちょっと変わった見た目をしています。
ケイトウと同じで花穂が細長くてろうそくの炎のような見た目をしています。
ちょっと変わったセロシアの見た目や花色から「おしゃれ」「気取り屋」「奇妙」という花言葉がつけられたと考えられます。

セロシアの花穂は、真っ赤やピンクなどはっきりした色のものが多いです。
紫系のセロシアの花でも、赤みが強く、赤紫に近い色です。
赤というと、どんなことを連想しますか?
赤から連想しやすのは「情熱の赤」とも言うほどですからハートや恋愛の関係した事柄です。
そこから「情愛」という花言葉がつけられたのでしょう。
真っ赤な花穂の様子が、恋愛に走っているように見えたのかもしれませんね。
「行動的」という花言葉もそこから結びついたのかもしれませんね。

セロシアを長く飾るために

セロシアはセロシアは葉が腐りやすく、水も腐りやすいです。
そのためこまめに水を変えることで長く飾ることができます。
どうしてもお手入れに割ける時間が少ないという方は、お花の延命剤や栄養剤などを、うまく使うのもいいですよ!