ケイトウというお花、お花屋さんでよく並んでいますがご存知でしょうか?
「和」のイメージで、花の形や色もたくさんあるので
同じケイトウでも雰囲気がガラッと変わります。
そんなケイトウについて、種類や花言葉などをご紹介していきます!
ケイトウってどんなお花?
まずはケイトウの基本的な事柄についてご紹介します。
- 学名|Celosia cristara、Celosia argenter
- 科名|ヒユ科
- 属名|ケイトウ属
- 和名|鶏頭、韓藍、鶏冠花
- 英名|Cocks comb、Plumed cockscomb
- 開花時期|6〜11月
以上がケイトウの基本データです。
ケイトウは、インドや熱帯アジアなど暖かい気候の国を原産とする一年草です。
アフリカや東南アジアでは食用とされていました。
日本でも食用として栽培されていたこともあり、観賞用だけでなく幅広い楽しみ方があるお花の一つです。
ケイトウは花束でどう使われる?
ケイトウは花束などにアレンジする際、「マスフラワー」として使われます。
マスフラワーとは、花びらがたくさん集まっている花のことです。
アレンジのメインとなるお花です。
ケイトウという名前の由来は?
ケイトウは漢字で書くと「鶏頭」で、鳥のトサカの様な形をしていて真っ赤な花を咲かせることからこう名付けられました。
現在では赤、ピンク、オレンジ、黄色、黄緑など様々なカラーバリエーションがあります。
ケイトウの種類は?
ケイトウは主に5つの種類に分けられます。
この5種類を紹介します!
ケイトウの種類①|トサカ系
花の下の部分が扁平で、上の部分はぐねぐね曲がった形をしている種類です。
ケイトウといいうとこのトサカ系のものを指します。
ドレアドール、サカタプライド、ボンベイなどの品種があります。
ケイトウの種類②|久留米ケイトウ系
トサカ系の中で、花が折り重なって球状になっていてボリュームがあるものを指します。
アーリーローズが代表的な品種です。
ケイトウの種類③|ヤリケイトウ系
キルドシー系とも呼ばれます。
花が槍の様な円錐形をしていて、別名キャンドルタイプともいいます。
八千代が代表的な品種です。
ケイトウの種類④|羽毛ケイトウ系
プルモサ系とも呼ばれ、別名フサゲイトウといいます。
花がふさふさの羽毛状になっている種類で、センチュリー、きもの、ゴールデンフェザーがなどの品種があります。
ケイトウの種類⑤|ノゲイトウ系
原種に近い品種です。
セロシアという名前で流通しており、切り花や鉢植えで親しまれています。
細長い円錐形の花と細い葉が特徴的で
夏から秋にかけて出回りアレンジでよく使われます。
ケイトウの花言葉
ケイトウには
「おしゃれ」「気取り屋」「風変わり」「個性」「色褪せぬ恋」
という花言葉がついています。
ケイトウが真っ赤な花を咲かせ、胸を張って歩く雄鶏のように見えることから
おしゃれ、気取り屋という花言葉がつきました。
またケイトウの花はカラフルで色鮮やかなのが特徴です。
ドライフラワーにしても色が褪せないことから
色褪せぬ恋という花言葉がついたようです。
ケイトウはカラフルでちょっと変わったかわいいお花
ケイトウのことについてご紹介しました。
ケイトウはあまり見かけなくて、珍しいかと思いますが
お家に飾るお花の中に入っているとパッと目を引くお花です。
雰囲気が変わるのでアレンジのアクセントにもおすすめです。