オンシジウムの種類と花言葉

オンシジウムはひらひらと花が咲く様子から踊っていると形容されたり、蝶が舞う姿に形容されたりする
可愛らしいお花です。
沢山の愛称をもつオンシジウムの種類や花言葉をご紹介します。

オンシジウムってどんなお花?

オンシジウムってどんなお花?

まずはオンシジウムの基本的な情報をお伝えします。

  • 学名|Oncidium
  • 科名|ラン科
  • 属名|オンシジウム属
  • 和名|雀蘭、群雀蘭
  • 英名|Oncidium
  • 開花時期|9〜10月

以上がオンシジウムの基本データです。

日本では、秋に咲くお花として親しまれています。
オンシジウムは原産地が熱帯・亜熱帯アメリカです。
南アメリカの広範囲に分布し、主にはブラジル、ペルー、メキシコ、エクアドル、ベネズエラ、西インド諸島、ボリビアに自生しています。
木や岩などに根を張る着生植物です。

日本に来たのは、1889年で
フランスから持ち帰ってきたと言われています。
日本に普及し始めたのはもう少し後の時代です。

オンシジウムはアレンジでどう使う?

オンシジウムは、アレンジのときに「フィラーフラワー」として使われます。
フィラーフラワーとは、枝分かれした先に小さい花をたくさんつけるお花です。
立体感を出す、空間をもたらすときに使われます。

オンシジウムを長くきれいに保つために

オンシジウムはエチレンガスの影響を受けやすいお花です。
そのため果物やタバコ、腐敗してきている物の近くには置かないようにしましょう。
耐寒性があまりなく低温にも弱いので5度以下になるような所には適していません。
花の保ちをよくするには、寒いところに置かずさらに糖分の多い品質保持剤を使うと長もちします。

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オンシジウムの種類

オンシジウムは、現在では約400種類存在しています。
一般的なのは黄色系の花色ですが、品種改良なので他の花色のオンシジウムも出回っています。
色別で、品種をご紹介していきます。

白系のオンシジウム

  • 白雪
  • ポコアポコ
  • ワイルドキャット

…など

ピンク系のオンシジウム

  • イオノプシス
  • イオノシジウムはるり
  • イオノシジウムミスティーピンキーズ
  • ピンクシュガー
  • レッドチェリー

…など

赤系のオンシジウム

  • ココア
  • シャリーベイビー
  • スカイフレグランス
  • ソフィア
  • ボブキャット

…など

黄色系のオンシジウム

  • オブリザダム
  • スプレンディダム
  • タイガーテール
  • ハニーエンジェル
  • レモンイエロー

…など

MIXカラー系のオンシジウム

  • 雪桜
  • 小粋
  • レインボー
  • マジックパンサー
  • シロタマ

…など

オンシジウムの花言葉

オンシジウムの花言葉

オンシジウムは黄色系が一般的です。
先程ご紹介したように、他の花色も沢山あります。
ただ、花の色によってそれぞれ特別な花言葉はついていません。

オンシジウム自体には、
「一緒に踊って」「可憐」「気立ての良さ」「清楚」
という花言葉がついています。

一緒に踊って

オンシジウムの見た目が、スカートを広げて踊っているように見えるからついた花言葉です。
なにかのパーティーでのプレゼント、ダンスの発表会などのプレゼントにぴったりです。

可憐

こちらも見た目からついた花言葉です。
オンシジウムが華奢で蝶のように見えるので、この花言葉がつきました。
女性へのプレゼントにぴったりの花言葉です。

気立ての良さ

繊細な花の形は、豪華さや華やかさ意外にも気品の良さを感じさせます。
このことから、この花言葉がつきました。
いつも気遣ってくれる友人や親しい人へのプレゼントにぴったりの花言葉です。

清楚

花が小さく、変に目立たないので可愛らしい雰囲気ももっています。
その姿から、こんな花言葉がつきました。
控えめな女性へのプレゼントにぴったりです。

オンシジウムは秋にぴったりのお花!

オンシジウムは黄色系がスタンダードな花色です。
からし色、マスタード色のようなくすんだ濃い黄色の花が多いです。
秋のファッションにもよく使われるこの色は、見た目からも秋の訪れを感じさせます。
また、花言葉の意味がそれぞれ違っていますが、どれも上品です。
花言葉でマイナスイメージがないのでプレゼントするのにはぴったりのお花です。

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