お祝いのお花としてよく使われるコチョウラン。
お花屋さんに並んでいると、見ただけでコチョウランだと分かるのではないでしょうか?
名前は有名で知っていても、コチョウランの種類や花言葉までは知らないという方がほとんどでしょう。
今回はコチョウランについて種類や花言葉などを、詳しくご紹介していきます。
コチョウランってどんなお花?
まずはコチョウランの基本的な情報をご紹介します。
- 学名|Phalaenopsis aphrodite(ファレノプシス アフロディーテ)
- 科名|ラン科
- 属名|コチョウラン属
- 和名|胡蝶蘭
- 英名|Orchid
- 開花時期|5〜6月
以上がコチョウランの基本データです。
コチョウランは、白がスタンダードで多く出回っていますが、他にも
赤、ピンク、黄色、オレンジ、青、紫、緑、茶色など
実は花色が豊富なお花です。
コチョウランはなぜお祝いに使われる?
コチョウランは開業祝いなどなにかのお祝い事に贈られるお花です。
お花はたくさんあるのになぜコチョウランだけがこんなにも贈られるのでしょうか?
コチョウランの見た目
コチョウランの花は独特な見た目をしています。
この花は左右対称で美しいとされていて、完全なる美の象徴ともされています。
ファレノプシス アフロディーテという学名は、愛と美の女神のアフロディーテが由来とされています。
コチョウランが手に入る時期
コチョウランは、お花の中でも丈夫な方です。
そして、一度咲けば2ヶ月ほどお花を楽しむことができます。
水やりやお手入れもそんなに必要なく、ズボラで多忙な人ほど綺麗に花を咲かせられるとも言われています。
一年中手に入るので、いつでも綺麗なお花をプレゼント出来るので人気です。
コチョウランの飾りやすさ
コチョウランは、花粉が少なく香りもほとんどありません。
そしてコチョウランは鉢植えタイプです。
花瓶がなくても、そのまま飾れるというところもプレゼントに向いています。
コチョウランの縁起の良さ
コチョウランの花の形が蝶に似ているので、ひらひらと幸せを運んでくると言われています。
花言葉は、「幸福が飛んでくる」なのでやはり連想されます。
また、子孫繁栄と結び付けられており、様々な意味で縁起のいい花とされています。
コチョウランの種類
コチョウランは花の大きさで分けられます。
色の種類もありますが、まず大きさを決めてから色を選ぶというのが常識とされています。
大輪タイプのコチョウラン
11〜15センチ以上
大輪タイプは、見た目が豪華でゴージャスです。
開業祝いや開店祝いや周年祝いなど、大きなイベントごとに贈られます。
中輪タイプのコチョウラン
3〜6センチ程
見た目が可愛らしくて大輪タイプほど主張がなく、いやらしさがないので
友達や家族へのプレゼントに贈られます。
小輪タイプのコチョウラン
2〜4センチ程度
小さくて飾りやすい大きさなので、自宅やお土産などのプレゼントにされます。
白のコチョウラン
ヴィーナスポット
アマビリス
赤のコチョウラン
タイダサルー
ピンクのコチョウラン
ヴィーナスピンク
ジェルフラワー
黄色のコチョウラン
レモンパイ
ライムライト
緑のコチョウラン
グリーンエレガンス
青のコチョウラン
ブルーエレガンス
コチョウランの花言葉
コチョウランには共通して
「清純」「幸福が飛んでくる」
という花言葉がついています。
色によっても花言葉が違ってきます。
続いてコチョウランの色別の花言葉をご紹介します。
コチョウランの色別の花言葉
コチョウランは色によっても花言葉がついています。
白のコチョウランの花言葉
白のコチョウランには
「純粋」
という花言葉がついていますり
ピンクのコチョウランの花言葉
ピンクのコチョウランには
「あなたを愛します」
という花言葉がついています。
青のコチョウランの花言葉
青のコチョウランには
「誠実」「真面目」
という花言葉がついています。
黄色のコチョウランの花言葉
黄色のコチョウランには
「活発」「エネルギーが溢れている」
という花言葉がついています。
コチョウランを贈るときはシーン別で考える!
大きさも色もたくさん種類のあるコチョウランですが、そのときそのときのシチュエーションで選ぶことが大切です。
お祝い1つとっても、贈る相手が変わればお花も変わります。
仕事関係なら白のコチョウランが向いています。
お祝いのお花のイメージですが、お葬式にもよく使われるお花です。
花言葉にも気をつけなければなりませんが、赤色は
赤字をイメージさせるので、開店開業祝いや周年祝いには適していません。
色のついたコチョウランは自宅や個人的に仲のいい方へのプレゼントに贈るのが良いでしょう。