ソリダゴ(ソリダコ)は黄色い小さなお花が連なって咲いており、ボリュームがあり、アレンジメントや花束に添えると華やかにしてくれるとっても素敵なお花です。
ソリダコと聞いても、すぐにイメージできない方も多いと思います。
今回はソリダコの種類と花言葉についてご紹介します。
ソリダコ(ソリダゴ)ってどんなお花?
まずソリダコ(ソリダゴ)の基本的な情報についてご紹介します。
- 学名|Solidago sp
- 科名|キク科
- 属名|アキノキリンソウ属
- 和名|アキノキリンソウ
- 英名|Canada Goldenrod
- 開花時期|6月〜10月
ソリダコ(ソリダゴ)の基本データはこちらとなります。
ソリダコ(ソリダゴ)に似たお花でソリダスター、キリンソウ、セイタカアワダチソウの3つはソリダゴに似た黄色い小花を咲かせます。
この3つはソリダコ(ソリダゴ)に似ているので見分け方に気をつけましょう。
また一般的にはソリダコと言われていますが図鑑などではソリダゴと言われています。
ソリダコ(ソリダゴ)の名前の由来は?
ソリダコ(ソリダゴ)は北アメリカ原産の植物で130種類ほど自生していると言われています。
日本にも泡立草やカナダ秋の麒麟草といったソリダコ(ソリダゴ)が野生しています。
日本には明治時代に観賞用としてきましたが背高泡立草などのソリダコ(ソリダゴ)は繁殖力が強くて野生化して雑草として扱われています。
ソリダコ(ソリダゴ)の名前の由来は完全な状態と意味で、傷薬に使われていたことという説があります。
ソリダコ(ソリダゴ)は花束でどう使われる?
ソリダコ(ソリダゴ)は、花束においては「フィラーフラワー」として使用されます。
花びらが多く集まっているお花をマスフラワーと言います。
アレンジのメインとなるお花を指し、ひとつの花に対して多くの花びらがついているのが特徴です。
フィラーフラワーの役目は花と花の空間を埋めたり、全体の印象をソフトに仕上げる印象を与えます。
フィラーフラワーは細かく枝分かれした先に小花の付いているような花材が特徴です。
ソリダコ(ソリダゴ)を長持ちさせるには?
ソリダコ(ソリダゴ)は花保ちがよく丈夫な切り花ですが、葉が弱くエチレンガスやバクテリアの影響を受けやすいです。
水につかるところの葉はしっかり取っておいたり、葉を間引く事で綺麗になります。
また、小花がたくさん咲いているので当分の多い品質保持剤も有効的です。
品質保持材を使う事で花が咲きやすく花保ちがよ良くなります。
ソリダコ(ソリダゴ)はプリザーブドフラワーにも使われる
主役のお花を引き立ててくれるソリダコがプリザーブドフラワーにもあります。
生花は黄色のお花ですが、プリザーブドフラワーではホワイト、グリーン、ピンク、イエロー、ライラックなど、様々な色のバリエーションがあり、アレンジメントに入れると華やかに彩りを添えてくれます。
ソリダコ(ソリダゴ)の種類は130種類ほど存在する!
ソリダコ(ソリダゴ)はソリダスター、キリンソウ、セイタカアワダチソウに似た黄色い小花を咲かせます。
お花を添えるとスプレー状に広がるためフラワーアレンジの添え花として人気を誇っています。
当然、生花でも大活躍です。
ソリダコ(ソリダゴ)の枝分かれが、ちょうど真副体の形状なのも好きという方も多いです。
ソリダコ(ソリタゴ)の代表的な品種についてご紹介します。
タラゴールド
タラゴールドはソリダコ(ソリダゴ)の代表的な栽培品種で仲間のセイタカアワダチソウなどと花姿は似ています。
開花時期も早く、切花としてボリュームもあり、露地栽培だけでなく、電照による開花調整により更に長い期間出荷されています。
ソリダコ(ソリダゴ)とソリダスターの違い
上記でもご紹介したソリダスターとソリダコ(ソリダゴ)は非常に間違えられやすいです。
ソリダスターは、ソリダゴとアスターの雑種です。
見分け方はお花の付き方に違いがありソリダコ(ソリダゴ)は花びらが長いのが特徴であり、ソリダスターはスプレー状になっている枝の1本ずつが長く、全体的にふわふわとしています。
もしお花屋さんで見かけたら違いを比べてみて下さい。
ソリダスターの種類と花言葉
ソリダコ(ソリダゴ)の花言葉
ソリダコ(ソリダゴ)の花言葉は様々あり「内気」「振り向いて」「永久」「用心」などです。
全体的に控えめな内容もありますが、非常に素敵な花言葉でもあります。
ソリダコ(ソリダゴ)は主役のお花を引き立てる綺麗なお花
今回はソリダコ(ソリダゴ)についてご紹介しました。
ソリダコ(ソリダゴ)は主役のお花としては使われないですが、全体の引き立て役にはうってつけのお花です。
また素敵な花言葉も持っています。
アレンジメントではフィラーフラワーとして、カスミソウの代わりを担うことも多々あります。
ぜひ、ソリダコ(ソリダゴ)によって美しい花束を贈ってみてはいかがでしょうか?