花言葉の由来は、国や地域によって様々です。
皆さんはその花言葉がどうやって作られたのかご存じでしょうか?
花にも歴史があるので、今回は花言葉の起源や解釈についてご紹介いたします。
花言葉はどうやって決められたか
花言葉はお花をプレゼントされる際に見られる事が多いと思いますが、「いつ」「誰が」作られたのかご存じでしょうか。
花言葉は国や地域、神話などからつけられていることが多いので、同じ花なのに花言葉が異なる場合があるので注意が必要です。
また、昔からある花言葉はどのようにして決まったかわからないものも多くあるのも事実です。
花言葉のセラム(恋文)
セラムとは、気持ちや言葉を伝える表現方法です。
諸説はありますが、トルコの恋文(セラム)にあるとされています。
それが、日本には明治時代の初期のころに、西洋文化とともに花言葉が伝わってきました。
そこに花に関する意味がこめられ、花言葉となりました。
お花の開発者が決めた
花言葉には決まった決め方がないことがほとんどです。
日本に渡ってきてからは、何となく使われている花言葉は多いですが、お花の品種改良も進み、新たな品種ができると開発者が名前を付けたりすることもあるそうです。
また、一般で公募して、応募してきた中から選ぶということもあります。
お花の種類もどんどん増えてきているので、販売促進のために花言葉を付けたりするそうです。
神話から決められた
諸説ありますが、神話から決められたとも言われています。
もともとは外国が発祥地です。
ギリシャ神話にまつわる話しが多く、女神のアフロディが美少年アドニスに恋をし、彼が狩りの最中に死んで流した涙から「はかない恋」という花言葉がつけられたアネモネがあります。
花言葉の背景を知る事でより、お花が身近に感じる事ができるんです。
お花の色から決められた
お花の色によって、与える印象やイメージが変わってきます。
色で意味が変わるお花が多く、代表的なのはバラの花です。
想い人へ気持ちを伝える花として用いられる事が多いのでご存じの方も多いのではないでしょうか。
代表的な色はこちらになります。
- 赤色・・・「あなたを愛しています」
- 白色・・・「わたしはあなたにふさわしい」
- 青色・・・「夢がかなう」
- 黄色・・・「愛の告白」
- 緑色・・・「希望を持ち得る」
- 紅色・・・「死ぬほど恋焦がれています」
- 黒色・・・「あなたは私のもの」
花言葉にも悪い意味がある
花言葉と聞くといいイメージを持たれる方が多いのですが、いい意味ばかりではありません。
ネガティブな意味を持つ花言葉も多く存在するので、お花を贈る時には気になる方は注意が必要です。
代表的な悪い花言葉
悪い花言葉や怖い花言葉の花を贈られると、「ぞっ」とする方もいてるので、贈る相手によってはリサーチした方が良い場合もあります。
- 黄色いカーネーション・・・「あなたには失望しました」
- 白いゼラニウム・・・「私はあなたの愛を信じない」
- クローバー・・・「復讐します」
- アザミ・・・「報復」「触れないで」
- 月桂樹・・・「裏切り」
- ラベンダー・・・「不信感」
- クロユリ・・・「呪い」
まだまだあるのですが、ざっと見ただけでも恐ろしい言葉が出てきたので驚きますね。
気にされる方も中にはいてるので、お花をプレゼントする際はチェックした方がよさそうです。
花言葉を上手に伝えよう
いい花言葉も悪い花言葉もある事が分かりました。
ただ、お花をプレゼントするだけでは、相手に気持ちは伝わらないのは悲しいですよね。
そこで、お花をプレゼントする際に「少しの工夫」で、より相手に伝わる花言葉の伝え方もご紹介しますね!
花言葉のメッセージカードを添える
お花をそのままプレゼントするのではなく、花言葉を書いたメッセージカードを添えてストレートに想いを伝えると、より気持ちが伝わります。
特にプロポーズや記念日などの特別な日にすると思い出にも残ります。
好きな花言葉の花をプレゼントする
想いをお花にこめてプレゼントすると、気恥ずかしさを超えて嬉しさに変わるのではないでしょうか。
赤色の花は「あなたを愛しています」 という花言葉なので、ストレートに想いを伝えるのにぴったりです。
花言葉にまつわるまとめ
花言葉は国や文化によっていろいろな意味がある事が分かりました。
今回は由来についてわかりましたが、同じくあいまいな花言葉がある事もわかりました。
相手の事を考えて、似合う花や自分の好きな花を贈る事にプラスして、「花言葉」から意識して選ぶと、より大きな感動を味わってもらえると思います。
ぜひ素敵な花言葉を見つけてくださいね。
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